平成22年7月30日からの2日間、都市センターホテル（東京都千代田区）において開催された第42回日本医学教育学会大会に、本校の鈴木まみ子先生、菅田陽太先生が参加し、それぞれがポスター発表を行いました。発表内容及び会場の様子等は次のとおりです。

 『あはき師の人体解剖実習のありかたについて』

〇鈴木 まみ子^１　菅田 陽太^１　八亀俊一郎^１　斉藤　秀樹^２細野 昇^１　坂本 歩^３ 鈴木 修平^４　宮宗 秀伸^５　松野義晴^３　小宮山 政敏^５　森 千里^５　河野 俊彦^{６  (１}呉竹医療専門学校、　 ^２東京医療専門学校、　^３学校法人 呉竹学園、　^４工学院大学、　^５千葉大学大学院 医学研究院 環境生命医学、　^６千葉大学医学部)

 【要旨】あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師（以下｢あはき師｣）養成校教員の立場から、あはき師の人体解剖実習の教育効果を挙げるために必要となることを検討してみた。その結果、あん摩・マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師の３つの資格において、それぞれの業種の特性の違いごとに、人体解剖実習を実施する目的と、業種の特性を充分に考慮し人体の構造と機能を結びつけながら、実際の臨床の現場に活かせるような指導が必要となることが示された。

『鍼灸師教育における｢解剖生理学｣教育法に関する検討』 

〇菅田 陽太^１　鈴木 まみ子^１　八亀俊一郎^１　細野 昇^１　坂本 歩^２宮宗 秀伸^３　松野義晴^３　小宮山 政敏^３　森 千里^３　河野 俊彦^{４  (１}呉竹医療専門学校、　 ^２学校法人 呉竹学園、　^３千葉大学大学院 医学研究院 環境生命医学、　^４了徳寺大学健康科学部 医学教育センター)

【要旨】鍼灸師の養成機関において、関連する領域である「解剖学」と「生理学」を統合して教授することは、卒後臨床を見据えた効果的な教育技法である。しかし、従来の教育技法に比べ、いくつかの課題を抱えている可能性が示唆された。呉竹医療専門学校では他校に先駆け新たな教育技法への取組みを実践し、卒後臨床に活用できる「実践医学」の習得のため、今後とも積極的な検討を重ねてゆく。

 【会場や展示室の様子】

 卒業したらすぐに活躍してほしいから、呉竹医療専門学校では、Ⅰ部（昼間部）に全日制を導入。姉妹校（東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校）で培われたノウハウを生かして、効率よく国家試験対策を行いながら、在学中に臨床力を目一杯向上させるための授業を用意。Ⅰ部でトコトン勉強して、３年間で３歩先行く技術を習得。演習を中心とした実践的な授業で腕を磨けます。

 働きながら効率よく資格を取得したい方。呉竹医療専門学校には鍼灸科と柔道整復科にⅡ部（夜間部）を設置しています。姉妹校（東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校）で培われたノウハウに基づく教育システムで着実に国家試験合格を目指します。学校附属の施術所の他にクリニックも併設されていて、卒後教育システムも充実しています。大宮駅西口から徒歩５分ですから通学も便利です（地図）。

 当校は80余年の伝統ある呉竹学園のネットワークを生かした就業支援や生涯学習の場の提供を積極的に行っています。あなたも呉竹学園の一員となって、新しい時代を担う医療人を目指しませんか。

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