2014年05月26日
平成26年5月16日から18日に、ひめぎんホール(愛媛県松山市)にて開催された「第63回公益社団法人全日本鍼灸学会学術大会愛媛大会」に鍼灸科・鍼灸マッサージ科の教職員が参加しました。
本学会は「いのちの源をみつめる鍼灸」と題し、鍼灸医学を通し、医療の原点、生命観を見つめ直す大会となりました。
本校では、三浦洋先生が本学園坂本歩理事長と共に、「国民のための鍼灸医療推進機構の報告」において「我々が目指す10年後に向けてのビジョン」に名を連ねました。三浦先生はさらに鍼灸医学の一手法である刺絡療法検討委員会の一員として登壇致しました。
研究発表では、本校科長補佐兼施術所管理者である畠山博式先生が共同研究者となり、「呉竹学園における鍼灸医療安全ガイドラインの感染対策実施状況の調査」を発表しました。本調査は、本校臨床施設の現状を伝えると共に、今後の課題の抽出、そして今一度鍼灸医学におけるスタンダードプレコ−ション(標準予防策)を考える一助になったのではないかと考えています。
また、はりきゅう施術所担当藤田洋輔先生が「皮膚接触鍼法の自律神経機能に及ぼす作用に関する研究–心拍数、心拍変動解析を指標として–」を発表しました。本発表は藤田先生が明治国際医療大学における研究として、日本鍼灸の一手技を考察し、今後更に検討する予定の研究の第1報です。今後発表される一連の研究において、日本鍼灸の良さの一端が見いだすことを期待されています。
更に新任教員である武井良之先生が、「小殿筋に対する鍼通電が下肢アライメントに及ぼす影響について」を発表しました。本発表は武井先生が本学園教員養成科において卒業研究として行われたもので、普段注目を浴びることの少ない小殿筋が下肢に与える影響を検討した研究として、新奇性のある内容であったと言えます。
【メッセージ】
医療、介護、健康産業、スポーツの現場など、東洋医学(はり、きゅう、あん摩マッサージ指圧、柔道整復)の技術と知識を生かせる領域は大変広く、将来に向けた大きな可能性があります。多くの仲間や先輩、そして信頼できる師との出会いを通じて、人間としても成長のできる分野です。「ひとのためになりたい」という志があれば、誰にでも、何歳になっても、学びの門は開かれています。卒前・卒後ともできるだけ多くの体験をして、その中から自分が真に輝ける世界を見つけて下さい!
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