在校生及び保護者各位

講師及び学校関係者各位

 

呉竹医療専門学校

校長 松原　哲

 

 

「新型コロナウイルス感染症の現況下における冬期休業期間の過ごし方について」— 全ての学校関係者へのお願い —

 

 

　長引くコロナ禍において、現在までに本校からクラスターを出さずに教育活動を維持できたことは、学生諸氏、ご家族様、その他の関係者の皆様の高い衛生意識と行動によるものと深く感謝申し上げます。

国内での新型コロナウイルス感染症はオミクロン株の懸念があるものの、日々の感染状況は小康状態となり、様々な活動が再開しております。

　そこで、学校として、現在の状況を「注意を継続する時期」として、改めて感染予防および感染拡大防止のために学生・教職員・ご家族など学校に関わる全ての皆様に以下に示す行動をお願いいたします。

　なお、今後の感染状況により、冬季休業後に遠隔授業となる可能性がありますので、学校ホームページ、Googleクラスルーム等をご確認くださいますようお願いいたします。
 

Ⅰ：標準予防策・基本的対策の継続

　標準予防策とは「汗を除く全ての体液、血液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚、粘膜は感染性があるものとして対応する」ことで、感染リスクを低減するために実施する対策です。これは学校のみならず医療従事者の基本となるものです。

 

１．マスクの着用、衛生的手洗いや手指消毒の徹底、十分な換気を続けてください。　　　

　手指で他者および私物以外の物品に触れた後は、速やかに手洗いまたは擦式アルコール消毒を行ってください。

 

２．密集・密接・密閉の環境に行かない、作らない。

　飲食店の利用時は、換気が良く座席間の距離も十分で、適切な大きさのパーティションが設置され、混雑していない店を選択してください。

　2次会や3次会、カラオケ等の利用は控えてください。

 

「感染拡大防止のための10のルール」について   〜食事前〜 （1）感染防止対策を十分に行っている、彩の国「新しい生活様式」安心宣言を掲げているお店で （2）体調が悪い人は参加しない （3）少人数・短時間で（最初に、会食の終わりの時間を決めて） （4）なるべく普段一緒にいる人と （5）席の配置は斜め向かいに（正面や真横はなるべく避けて） 〜食事中〜 （6）大きな声での乾杯・会話は避けて （7）大皿は避け、料理は個々に （8）箸やコップは使い回さず、一人ひとりで （9）会話する時はなるべくマスク着用 （10）深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で 2021.12.20時点「埼玉県」ホームページ参照

 

※成人式に参加される方は、特にお気を付けください。

 

 

Ⅱ：感染拡大防止のために（うつさないために）

　どんなに感染予防をしても、残念ながら感染リスクをゼロにすることはできません。万が一、自分が感染した場合に友人などへの拡大を最小限に抑えるためには、ご自身の毎日の体調確認および報告が重要だと考えます。ご自身の体調を把握し、少しでも変調を感じたら自宅待機して学校に報告してください。また、このウイルスは発症以前にも感染力を有することが報告されているため、過去数日の行動を記録しておくことが感染拡大防止に有効です。

 

1．Google formによる体調報告の徹底と行動の記録をお願いします。

　学校から指示された体調に関する項目を毎日確認し、当日の正午までに所定の方法で学校に報告してください。報告がない場合は登校をお断りすることがあります。もしうっかり確認漏れがある場合は、虚偽申告せずに確認漏れがあった旨を申し出て、教員の指示を受けてください。学校は申告された情報は個人情報として厳重に管理し、感染対策以外には使用しないことをお約束します。

※尚、報告内容について確認の連絡を行うことがあります。

 

2.　ご自身に感染を疑うような症状がある場合、または濃厚接触者である可能性がある場合は速やかに学校に報告してください。

　すでに示されている登校基準に沿って、ご自身が感染者または濃厚接触者である可能性がある場合は登校せずに学校へ連絡して指示を受けてください。在校中に体調不良を感じた場合も速やかに担当教員に報告して指示を受けてください。

　併せて、市区町村の保健所等への報告や相談、その結果を学校にも報告してください。

　なお、冬季休業期間(12月25日から1月5日まで)に新型コロナウイルスの感染が判明した場合は、次の緊急連絡先まで連絡してください。

呉竹医療専門学校 緊急連絡先 ： 090-6161-1685（9:00〜17:00）

また、本校ホームページの専用フォーム（在校生相談メールフォーム）からも必ず報告してください。
 

　新型コロナウイルスに関する在校生ページ

　新型コロナウイルス　感染者・濃厚接種者報告フォーム
 

 

Ⅲ：医療人として正しい行動をするために（正確な情報に基づく行動と個人の権利を守るために）

　感染は誰にでも起きえます。しかし、感染者に対する不確実な情報に基づく推測や行動は、感染者のみならず他の者を萎縮させ、疑わしい症状があっても正直に報告することをためらわせることにもなりかねません。ましてや感染者に対する誹謗中傷や、私的な情報発信は、守秘義務を有する医療従事者にとって絶対にしてはならないことです。学校は万が一感染者が発生した場合には、該当者の保護に全力で当たります。誹謗中傷や私的な情報発信は一切許しません。ご自身が感染していなくても、感染して闘病している方の心情をご自身に投影して、医療従事者としての態度と行動を取るように求めます。

 

1.　感染者が発生した場合、学校の指示する「感染拡大防止対策」を実行してください。

　感染者が発生したら、学校は感染拡大防止のために個人情報を除く感染状況を発表するとともに、感染拡大防止対策を実施します。学校の指示に従って行動してください。

 

2.　学校から発信される公式情報を日々確認してください。

　感染者が発生した場合、学校は対応窓口を一本化して情報の統合をはかるとともに、状況変化などに対応して、感染状況や施設消毒などを適宜公開していきます。誤った情報による不安や疑念の拡大を予防するために、学校から発表される最新の公式情報を確認してください。

 

3.　非公式な情報の拡散、感染者への誹謗中傷などは絶対にしてはいけません。

　誤った情報による不安や疑念の拡大を防止するために、また闘病中の感染者やそのご家族などを保護するために、学校から発表される公式情報以外を、発信（SNS等も含む）することを禁止します。医療従事者としての自覚を持って冷静に行動してください。

 

　以上、長期にわたり、ご不自由ご迷惑をおかけいたしておりますが、当校を含む呉竹学園では全施設で「感染者を出さない、拡げない」という強い決意のもとで教職員一同努力しておりますので、ご理解とご協力を賜りますようにお願い申し上げます。

 

以上