平成27年4月29日（水）呉竹会埼玉支部の勉強会「卒業後の開業に向け、役立つミーティング」を呉竹医療専門学校（さいたま市大宮区）で開催しました。
各ブースやベッドに分かれ、埼玉支部の先生方からも熱いメッセージが伝えられました。参加者からの感想の一端を以下に紹介します。
【90歳にして未だ現役 結城先生】
■「何より大事なのは基礎。解剖の知識が必要と感じました。」（鍼灸マッサージ科3年 Y君）
■「人間とはどういう存在なのかを知ることが大事。宇宙に生かされている事を感じました。」（鍼灸科 3年Mさん）
【埼玉支部会長大久保先生】
■「望聞問切（視て、聞いて、問いて、触れてみる）が基本。とにかく歩いてきた患者の全てを視なさい。そんな臨床の基礎を学んだ。」（鍼灸マッサージ科 2年Wさん）
【午前8時から午後10時まで毎日営業 滝沢先生】
■「お金の為じゃなく、患者さんの為にやれ。そんな先生の情熱に胸を打たれた。」（柔道整復科 3年T君）
■「この勉強会を通して様々な先生に出会えたことが良かった。」（柔道整復科 2年W君）
■「痛い治療でも本当に治りたい人は来る。と言い切る先生の強い自信を感じた。」（鍼灸マッサージ科 2年O君）
【鍼灸師の保険診療の手引きを講演 金谷先生】
■「保険診療について、法律を知ることでもっと上手に保険を使って施術が出来ると感じた。」（鍼灸マッサージ科 3年O君）
■「チャンスは掴め。やるかやらないかで迷ったら絶対にやれ。その言葉に勇気づけられた。」（鍼灸マッサージ科 3年K君）
■「開業に向けたヒントを頂けた。型にはまったことでは駄目。型破りなこともやっていかないといけないと感じた。」（鍼灸マッサージ科 2年K君）
最後に、埼玉支部副会長の勝又先生からのお言葉に、参加者一同より拍手と賛同を得られた言葉で勉強会は当初の予定時間を超え解散となりました。
「我々は鍼灸マッサージや柔道整復術を用いて、西洋医学の隙間を埋めていきたい。
そして、超高齢社会に突入する日本において、患者様自信が医療の選択が出来ること、障害や疾患を抱えても、良い人生の過ごし方が出来る様に、我々技術者は患者様に寄り添っていきたい。お金のためではなく、患者様の為に尽くす医療を我々は施そうではないか。」
臨床で生きる先生方の熱い気持ちをそれぞれの胸に受け止めた学生自身が、本勉強会を通じて将来に向けての学習と自己研鑽の励みにして欲しい。と願ってやまない、そんな勉強会でした。
勉強会締めの言葉は「鍼と共に張り切って！」これぞ鍼灸師”あるある”そんなジョークも滑らかに飛び出す程に、参加者総勢約50名、呉竹学園東京校・大宮校の学生にも和やかかつ有意義な時間となりました。
東京校呉竹会埼玉支部の先生方
以上 文責 鍼灸科 西岡 岳之
