2015年04月01日
平成27年3月25日(水)に、卒後臨床研修生事前ガイダンスに引き続き、新研修生対象の事前研修を実施致しました。
国民の有訴者率をみると、「肩こり」「腰痛」が男女とも1位・2位を占めています。また「手足の関節が痛む」も女性で3位、男性で5位と、“運動器系疾患”の有訴者が多いことが分かります。(参考データ:厚生労働省大臣官房統計情報部 平成22年度国民生活基礎調査)
本事前研修では、新研修生に対し同データや当施術所における有訴割合を示し、臨床の上でまず“運動器系疾患”の鑑別能力が重要であることを改めて伝えました。そして、そのことを踏まえた上での2年間の研修プログラムの流れを提示し、後半の実技事前研修へと進みました。
後半は実技を中心に、運動器系疾患の鑑別に重要な“徒手検査法”について、①臨床的意義(陽性の場合に考えられる疾患)、②陽性所見の定義・意義、③実際の方法を再確認しました。新研修生は一様に、分かっているつもりが分かっていないことや、病態の推察の力がまだまだ足りないことを実感した様子でした。
4月からは研修がスタートします。新研修生、また新卒業生の皆さん、これからは医療人の仲間入りです。基本を大切にし、広く社会に貢献できるよう、研鑽していきましょう!
(報告:藤田洋輔)
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