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くれたけこばなし(6)『私の進路』

2014年03月06日


 卒業を控える3年生の皆さんは、これからの将来に対しどんな未来、想いを描いているのでしょう。既に将来像の決まっている人、これから進む道を見つける人、国試が終わりようやく一息吐いている人、皆さんそれぞれだと思います。また、鍼灸臨床やマッサージ臨床では、東西医学の違いや様々な分野への期待と、進むべき道を見つけることも悩ましいのではないかと思います。  では、私の鍼灸科卒業後はと言うと、まず考えたことは医療従事者として、そして鍼灸師として、『幅』と『深さ』、この2点を卒後の指針としました。  『幅』に関してまず考えたことは、根拠があるものと伝統的なもの、それらを区別し、その上で両者を否定せず、見聞を広げられるよう積極的な関わりを持つようにしました。そのことにより、自分なりの偏らない視点を持てたのではないかと思います。  また、『深さ』に関して大切にしたことは、『医療者』として鍼灸の役割を認識することでした。そのために、まずは母校である東京医療専門学校にて卒後研修に参加し、その間に医療的な視点や技術、倫理観、また、思い込みにならない思考など、医療者としての基本を体に覚え込ませることが出来たのではないかと思います。この点は、出来ると思っていたことが、いかに出来ないかを知ったとも言えます。  そして、その後も良き師、良き先輩に多くの影響やご指導を頂きましたが、医療従事者としての基本の習得は、母校の卒後研修が大きかったのではないかと思っています。  卒業される皆さんも、これから色々な出会いや影響を受け、日々成長していくことと思います。その際には、思い込みにならず、また医療者としての基本的能力のトレーニングを受けることの出来る施設に、まずは所属してほしいと思います。その上で、自分の道を切り開いて頂けたら、教職員として嬉しく思います。

(文:附属はりきゅう施術所 藤田洋輔)

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【メッセージ】 医療、介護、健康産業、スポーツの現場など、東洋医学(はり、きゅう、あん摩マッサージ指圧、柔道整復)の技術と知識を生かせる領域は大変広く、将来に向けた大きな可能性があります。多くの仲間や先輩、そして信頼できる師との出会いを通じて、人間としても成長のできる分野です。「ひとのためになりたい」という志があれば、誰にでも、何歳になっても、学びの門は開かれています。卒前・卒後ともできるだけ多くの体験をして、その中から自分が真に輝ける世界を見つけて下さい! 卒業したらすぐに活躍してほしいから、呉竹医療専門学校では、Ⅰ部(昼間部)に全日制を導入。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウを生かして、効率よく国家試験対策を行いながら、在学中に臨床力を目一杯向上させるための授業を用意。Ⅰ部でトコトン勉強して、3年間で3歩先行く技術を修得。演習を中心とした実践的な授業で腕を磨けます。 働きながら効率よく資格を取得したい方。呉竹医療専門学校には鍼灸科柔道整復科にⅡ部(夜間部)を設置しています。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウに基づく教育システムで着実に国家試験合格を目指します。学校附属の施術所の他にクリニックも併設されていて、卒後教育システムも充実しています。大宮駅西口から徒歩5分ですから通学も便利です(地図)。 当校は80余年の伝統ある呉竹学園のネットワークを生かした就業支援や生涯学習の場の提供を積極的に行っています。あなたも呉竹学園の一員となって、新しい時代を担う医療人を目指しませんか。  

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