2011年07月30日
平成23年7月21日から4日間にわたって、広島国際会議場(広島市中区)にて開催されました第43回日本医学教育学会大会において、本校の鈴木まみ子先生が研究発表を行いました。
発表の様子は次のとおりです。
テーマ『帰宅困難となった学外実習からの教訓を活かして』
鈴木まみ子¹ 菅田陽太² 鈴木修平³ 八亀俊一郎¹ 斉藤秀樹² 細野昇¹ 坂本歩¹
1.呉竹医療専門学校
2.東京医療専門学校
3.工学院大学大学院細胞工学研究室
4. 学)呉竹学園
【要旨】
大規模災害に遭遇した場合の学外実習における受講者の安全確保のために、取り組むべき問題を探り危機管理について検討した。
対象の学生は、普段から医学教育に意欲的な取り組みが見られる学生で、大きな問題もなく全員が無事に翌日の帰宅を果たした。しかし、慣れない場所で帰宅困難となったことで、身の安全や非難場所と帰宅手段の確保、現場での情報收集の手段、食料や水の確保などの問題点が浮き彫りとなった。
この経験を基に、学生を引率指導する教員が大規模な自然災害という不測の事態に遭遇した場合に、安全確保のためにどのような指導が必要であるか、取り組むべき課題の方向性が示された。
また、東京医療専門学校(東京校)からは菅田陽太先生が発表されました。