2011年06月22日
平成23年6月19日(日)午後13時より、呉竹医療専門学校(大宮校)において、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師を対象とした公開講座を開催しました。各講座の様子は、次のとおりです。
【テーマ】『施術所プライマリケアへの情熱』業界の存続をかけて−その3−
【講 師】酒田達臣(ピースケアネットワーク代表、ニコニコ接骨院総院長)
【要 旨】膝の変形性関節症、半月板損傷、特発性骨壊死、骨腫瘍等は我々が日常の臨床で出会う可能性が高い傷病です。今回は、医接連携により適切な処置が図られたこれらの症例について、酒田先生の豊富なご経験の一部を紹介いただきました。くわしい所見の取り方、紹介先の医師といかに連絡をとり、患者様の治癒につなげていくかなど、ドキュメントタッチで進む酒田先生の講演に、参加者はみな真剣にペンを走らせていました。患者様の訴えにしっかりと耳を傾けること、症状が改善しない場合には、必ず何かの原因が隠れていると考えること、それをもとに連携医と密に情報交換をして対処方法を考えていくこと、こうした基本こそが大切なのだとあらためて実感できた熱い講演でした。
【テーマ】『段階的圧迫圧が生体に及ぼす変化』
【講 師】三浦 隆(アルケア株式会社医工学研究所開発部スポーツグループリーダー)
【要 旨】毎回、人間工学に基づいた新時代の装具についてご講演いただいております。今回は一流アスリートもプライベートで愛用しているCGテクノロジーを用いたソックスをご紹介いただきました。CGとは“compression&gradation”の略で、末梢から段階的に圧迫力を調整する生地の織り方により、ちょうど水中に下肢を浸けたのと同じ状態を作り出すことができる技術。むくみの軽減はもちろん、静脈還流を促すことで心拍数の低減や、低負荷運動時のパフォーマンス向上、疲労回復など幅広い効用が期待できます。参加者には講演中にCGソックスの試供品が配られ、実際に履いた前後のふくらはぎの周径を比較し、装着感や圧迫効果について実感していただきました。
4日目の公開講座は、平成23年7月31日(日)13時から行います。ご希望の方は、次のサイトから申込用紙をダウンロードしてFAXによりお申し込みください。
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卒業したらすぐに活躍してほしいから、呉竹医療専門学校では、Ⅰ部(昼間部)に全日制を導入。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウを生かして、効率よく国家試験対策を行いながら、在学中に臨床力を目一杯向上させるための授業を用意。Ⅰ部でトコトン勉強して、3年間で3歩先行く技術を習得。演習を中心とした実践的な授業で腕を磨けます。
働きながら効率よく資格を取得したい方。呉竹医療専門学校には鍼灸科と柔道整復科にⅡ部(夜間部)を設置しています。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウに基づく教育システムで着実に国家試験合格を目指します。学校附属の施術所の他にクリニックも併設されていて、卒後教育システムも充実しています。大宮駅西口から徒歩5分ですから通学も便利です(地図)。
当校は85年の伝統ある呉竹学園のネットワークを生かした就業支援や生涯学習の場の提供を積極的に行っています。あなたも呉竹学園の一員となって、新しい時代を担う医療人を目指しませんか。