2010年11月29日
平成22年11月28日(日)午後13時より、呉竹医療専門学校(大宮校)において、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師を対象とした公開講座を開催しました。各講座の様子は、次のとおりです。
第Ⅰ部(13:00〜14:30)
【テーマ】スポーツ鍼灸2〜フィールド系スポーツのコンディショニング〜
【講 師】上原 明仁(東洋医学臨床研究所 所長補佐)
【要 旨】フィールド系スポーツの特性、選手を取り巻く環境や鍼灸師としての関わり方等、東洋医学臨床研究所の活動によって得られた知見や、ご自身が関わっている大学女子ラクロス部での経験等を踏まえて、幅広く紹介していただきました。ランニング系スポーツ選手との対比、問診等のポイント、鑑別の方法など専門的な内容については強い関心が寄せられていました。
第Ⅱ部(15:00〜16:30)
【テーマ】閉塞性動脈硬化症と運動療法
【講 師】村瀬 訓生(東京医科大学 健康増進スポーツ医学講座 講師)
【要 旨】閉塞性動脈硬化症の概要、症状の分類、脊柱間狭窄症との鑑別、治療方針などについて、わかりやすく説明していただきました。また、間欠性跛行に対する運動療法について、村瀬先生の研究成果についても紹介していただきました。特に、閉塞性動脈硬化症と脊柱間狭窄症との鑑別方法については、参加者からの質問が多数あり、関心の高さが伺えました。
次回は、平成22年12月19日(日)に開催いたします。参加希望の方は、こちらよりお申し込み下さい。
卒業したらすぐに活躍してほしいから、呉竹医療専門学校では、Ⅰ部(昼間部)に全日制を導入。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウを生かして、効率よく国家試験対策を行いながら、在学中に臨床力を目一杯向上させるための授業を用意。Ⅰ部でトコトン勉強して、3年間で3歩先行く技術を習得。演習を中心とした実践的な授業で腕を磨けます。
働きながら効率よく資格を取得したい方。呉竹医療専門学校には鍼灸科と柔道整復科にⅡ部(夜間部)を設置しています。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウに基づく教育システムで着実に国家試験合格を目指します。学校附属の施術所の他にクリニックも併設されていて、卒後教育システムも充実しています。大宮駅西口から徒歩5分ですから通学も便利です(地図)。
当校は80余年の伝統ある呉竹学園のネットワークを生かした就業支援や生涯学習の場の提供を積極的に行っています。あなたも呉竹学園の一員となって、新しい時代を担う医療人を目指しませんか。