2010年10月28日
呉竹医療専門学校では、時代に適した新しいタイプの医療人を社会に送り出すため、さまざまな取り組みを行っています。これまでに特徴的な授業や特別講座などについては、このサイトでも適宜紹介してまいりましたが、今後は、本校の活動を最前線で支える教員にもスポットを当て、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師及び柔道整復師を志したきっかけ、免許取得後の経歴及び皆さまへのメッセージなど、教員の生の声をお届けいたします。このことによって、本校の活動、資格、職業について理解を深めていただければ幸いです。
今回は、柔道整復科の中村尚志(なかむら ひさし)先生です。
【略歴】
中学から柔道を始め、外傷時、接骨院に通うようになる。大学卒業時に専門学校進学を希望するも、そのときは断念し、医療画像メーカーに就職。そこで、MRI設置担当として、全国の様々な病院を回り、またエックス作業主任者免許を取得。その後、かねてから念願であった柔道整復師を目指し、東京医療専門学校へ進学。在学中は接骨院に勤務し、経験豊富な柔道整復師に学び、夜遅くまで指導を受ける。資格取得後は整形外科、クリニックに3年にわたって勤務。リハビリ室の外傷担当として、整復などの業務を担当。平成21年より本校に勤務。
【主な担当科目】
柔道整復理論(骨損傷学基礎)
【メッセージ】
柔道整復師は現在、街に多くある接骨院としてどんどん身近な職業になりつつあります。しかし、資格を生かせる現場は、スポーツや介護の現場などと幅も広くなり、大きな期待を寄せられています。そのような資格を目指す皆さんには、しっかりと学んで信頼される柔道整復師なっていただきたいと思っています。
【クリニックでの仕事について】
クリニックのリハビリ室にて、外傷処置を担当していました。ドクターとともにレントゲンを見て、整復が必要かどうかの指導を受けながら、施術を行っていました。日々の包帯交換などを担当して、その患者さんが、治癒するまでを受け持っていました。外傷の患者さん以外にも、慢性的な痛みを抱える患者さんの運動療法などの指導を行っていました。
また、このクリニックでは、週に一回、業務終了後にカンファレンスを行っていました。整形外科専門医がレントゲンの見方や開業したときに注意しなければならない疾患などについても丁寧に指導して下さいました。このときの貴重な経験が今でも大変役に立っています。
卒業したらすぐに活躍してほしいから、呉竹医療専門学校では、Ⅰ部(昼間部)に全日制を導入。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウを生かして、効率よく国家試験対策を行いながら、在学中に臨床力を目一杯向上させるための授業を用意。Ⅰ部でトコトン勉強して、3年間で3歩先行く技術を習得。演習を中心とした実践的な授業で腕を磨けます。
働きながら効率よく資格を取得したい方。呉竹医療専門学校には鍼灸科と柔道整復科にⅡ部(夜間部)を設置しています。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウに基づく教育システムで着実に国家試験合格を目指します。学校附属の施術所の他にクリニックも併設されていて、卒後教育システムも充実しています。大宮駅西口から徒歩5分ですから通学も便利です(地図)。
当校は80余年の伝統ある呉竹学園のネットワークを生かした就業支援や生涯学習の場の提供を積極的に行っています。あなたも呉竹学園の一員となって、新しい時代を担う医療人を目指しませんか。